ヨガの教え〜ヨガ哲学
感情について➁
–
–
–
【Chitta Vritti Nirodha】
チッタ ヴィリティ ニローダ
【意味】
あなたの心の作用を死滅させることができるならばヨガの実践をしていることになる
という意味なのです。
ここで言う、死滅というのは
心を無にする、なくすというような事を言ってるのではありません。
–
–
–
例えば
友人から何か相談を持ちかけられた時、
多くの方達は、的確なアドバイスをする事でしょう。それはまず自分の事ではない故、
客観的に 冷静に物事を見れます。
–
–
–
ですが
そんな相談に乗る側も、
自分の相談となると、どうしても主観が入ってしまい、悩み等の答えが見出せない事も多く、
そこには
自分自身のその時の感情、
あーだこーだの余計な感情を入れてしまうので
無駄に大きな悩みになり、事が大きくなりがちにもなり得ます。
–
–
–
他人事を考えるかのように、
第三者的な立ち位置から
自分の感情やその時の悩み等を
観察してみる。俯瞰してみる。
–
–
–
ということがポイントです。
ヨガの教え〜学び
瞑想や呼吸法、体を動かすアーサナ(ポーズ)、
ヨガの哲学 これらを全てバランス良く練習していく、実践していく
この繰り返し繰り返しの積み重ねによって感情のコントロールがリアルに実践できるようになっていき、
今よりも遥かに、
生きやすくもなり、
自分の悩み等にも振り回される事なく
「今」にとどまることができ
不安や恐れも手放していけるようにもなり
常に快適・穏やかな心と心地よい日々へ変化していきます。
–
–
–
–
–
–
もう数日で新年度も終わりいよいよ5月突入です。
そのままのあなた自身で今よりも変化していくこともなく今のままのご自身で良いですか?
学んでみたいなと少しでも思い感じるならば、まずは一歩踏み出しやってみることです。
やってみるからこそみえてくるものがあります。
頭で悩むよりも
頭で迷うよりも
ご自身で一歩も二歩も動きだされてみて欲しいなと。
動いてきた経験があるからこそ皆さまには伝えていけるのです。
動いて良かったという経験がそこにはあるからです。
–
–
–
–